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自動車を運転時のスマートフォンの所持利用について

はじめに

スマートフォンが発売されてから数年が経ちました。
現代では、スマートフォンを一時も手放せない「スマホ依存症」が世界中で問題になっており、自動車に乗る時も運転中に通話はもちろん、ナビアプリを使ってルートを検索したり、音楽を聞いたり、動画を観たりしている方も見受けられます。

「運転中のスマホの操作は危険です!」

「そんなこと言われなくてもわかっている」と思いながらも、ついスマートフォンを使用してしまっている方も多いのではないでしょうか?

しかし、その「つい」が大きな事故にも繋がりかねません。

 

そこで今回は厳罰化が検討されている運転中の携帯電話の利用について考えてみましょう!

スマートフォンなどの普及率は?

そもそも日本において、スマートフォンなどの端末は、どれほど普及しているのでしょうか?

平成307月に総務省が発表した情報通信白書によると、携帯電話・PHS・スマートフォンなどのモバイル端末の所有率は全体が94.8%で、10人のうち9人以上の方が所有していることになります。

年間どのくらいの違反があるのでしょうか?

モバイル端末全体の普及率は前記の通りですが、携帯電話の違反は数十種類ある道路交通法の違反の中で、どのくらいの割合を占めているのでしょうか?

携帯電話使用等による違反は年間966,542件、1日当たり2,648件になり、多くの方が携帯電話使用による違反、検挙されているのがわかります。

それでは現在の道路交通法ではどのような行為が違反とされ、どのような罰則があるのか見てみましょう。

罰則等※警察庁のサイトを引用し加工

(1)携帯電話使用等(交通の危険)

罰 則   3か月以下懲役または5万円以下の罰金

反則金   最大20,000円

(2)携帯電話使用等(保持)

罰則   5万円以下の罰金
反則金   最大10,000円

20181225日公表 道路交通法「道路交通法改正試案」によると、
罰則等の強化を試案しています。

<参考>

(1)携帯電話使用等(交通の危険)

罰  則   一年以下懲役または30万円以下の罰金
反 則 金   赤切符扱い
       ※交通事故を起こし、人を傷つけた場合には、免許の効力の仮停止対象となります。

(2)携帯電話使用等(保持)

罰  則   6月以下懲役または10万円以下の罰金
反 則 金   最大50,000円

事故等を起こし、携帯電話使用等(交通の危険)に該当すると、現在の道路交通法では3か月の懲役になることがあるため、自動車や自転車を運転するときは携帯電話での通話・所持をしないようにしましょう。

ナビ案内や映像を見ることは違反なのでしょうか?

運転中に携帯電話を使用すると違反になることはご理解いただけたと思います。

では、自動車の運転中に器具で固定したカーナビやスマートフォンでナビ案内や映像を見ることは違反となるのでしょうか?

固定されたカーナビや携帯電話は携帯電話等の使用とはなりませんが、画面を注視すると違反となり、罰則等の対象となりますので気を付けましょう。

注視とは画面をずっと見つめることであり、運転中にナビをチラッと見る程度では該当しません。

しかし、画面を見ていた、または操作していたことにより、事故を起こした場合には運転者の安全運転義務違反に該当すると考えられ、罰則等の対象となることがあります。

イヤホンやブルートゥースの通話は違反なのか?

運転中に携帯電話で通話・所持したり、ナビ操作したりすると違反になる可能性があることがわかりました。

 

では多くの方が運転中にイヤホンを装着したり、音楽を聴いたりしていると思います。

イヤホン等を使用して通話やナビで音楽をかけて運転する「ながら運転」は違反なのでしょうか?

道路交通法では、詳しく規定されていませんでしたが、各都道府県の道路交通規則には次のような条文があります。

※都道府県により、記載内容が違う場合や改定がある場合があります。上記は東京都の道路交通規則を参照

同じような規定が全国47都道府県中44都道府県で規定されており、ほとんどの都道府県でイヤホン等で音楽や電話をすることは必ずしも違反となるわけではありませんが、安全な運転ができない場合は違反となるようです。

まとめ

罰則強化を検討している携帯電話使用等の違反にならないために、

運転中は

「携帯電話を操作しない」
「大音量ではなく周りの音が聞こえてくる程度の音量にする。」
「携帯電話で通話する際は、片耳イヤホンを装着する。」

などの対応をしましょう。

 

また、携帯電話使用等の違反とならない対応をしていても、ナビ操作や携帯電話での通話が原因で事故を起こした場合は、運転者の安全義務違反となることがありますので、道路脇や駐車場などのスペースへ自動車を停め安全な状態になってから電話やナビを操作しましょう。

自動車を運転する一人一人がルールを守ることにより違反・事故が減り、事故によって悲しい思いをする方も減ると思います。

皆さんも事故の加害者になることもあれば、被害者になることもあります。

一人一人がルールを守り、安全な運転を心がけましょう。

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