事故車の引き取りをしてくれる業者の中には、事故を起こした車でも高く買取ってくれるところがあります。事故車や修復歴車の違い、分解してパーツを売ることで、どんな状態の車でも高く買ってくれる業者など、よりお得に処分するために知っておきたい情報はたくさんあるのです。

注意しなければならない査定落ち問題

事故車買取において注意するべき「査定落ち」とは?

査定落ちとは、簡単にいえば、査定額よりも価格が下落してしまった場合のことです。「査定格落ち」とも呼ばれます。 電話やメールでの査定では高評価だったのに、いざ実物を見た時、大きなキズや破損が見られた場合、事前の評価から価値を下げられてしまうことがあるのです。

事故車の査定落ちするケース

事故車買取で査定落ち?買取時の注意点

事故車の買取を行う業者は、基本的にひどい状態の車でも問題なく買取ってくれますが、やはり買取の時は車の状態に合わせて買取価格も変化します。 当然破損箇所の少ない事故車や、修理箇所が綺麗な事故車は高く評価されます。しかし、車の大部分が破損している車や、修理が雑な車の場合は査定落ちする可能性が高くなります。 たとえ人気のある車だったとしても、予想以上に低い値段を提示されることもあるのです。

査定落ちするのを避けるための注意点

事故車が査定落ちしやすくなる理由は、主に次の3つあげられます。 1:買取ってもらう中古車が、ニーズのある車種がどうか キズや破損の箇所が目立たない場合でも、そもそも車種にニーズがなければ高額で買ってもらうことは難しいでしょう。ニーズのある車種であれば、多少キズがあったとしても高い値段で買取ってくれます。 2:修理工場の腕が良いか 愛車に傷や破損ができた場合、多くの人は修理工場で直してもらいます。綺麗に直された修理跡であれば、査定額よりも高く買ってくれる場合もあるのです。しかし、この車への修理技術は人によってピンきりであるため、仕上がりの悪い修理がされていた場合、査定落ちの原因となる可能性があります。 また、あえて修理に出さず、査定に出すことで修理をするメリットがあるかを調べる人もいるでしょう。しかし、車のヒビ割れから浸水するなど、車を劣化させる重大な問題があった場合、状況によっては売れなくなる場合もあるので注意しましょう。 3:水没していないか 「2:修理工場の腕が良いか」でも軽く触れましたが、車にとって最も厄介なのは、車内に水が浸水してしまうことです。 車は精密な機械製品が多くを占めているため、サビを誘発させる水はどうしても避けたい要素です。浸水によって電装品の故障や感電などのリスクが高まりますし、エンジンなどの重要な部分がサビると、走行することすらできなくなる可能性があるからです。 特に水没した車は、水や海水による金属への悪影響で、いつ不具合が発生してもおかしくない車です。独特な臭いも残ってしまうため、中古車の中では最も人気のない車となります。 タイヤまでしか浸かっていなかった場合は問題ありませんが、マフラーの排気口や、バンパーの下あたりまで浸水していた場合、査定額は大幅に下がってしまうでしょう。

実は、事故車となる基準があった!

少しの傷なら事故車とはならない!?

事故車を買取ってもらう上で気になるのが、どれくらいの破損や傷がつくと「事故車」として扱われるか、といったことです。角を曲がった時にドアを少し削ってしまったり、バンパーをぶつけて形が歪んでしまったりする場合も、事故車として処理されてしまうのでしょうか? 実は、塗装やパーツの一部にダメージが受けただけの場合は「事故車」とはなりません。 車体のフレームが歪むなどの影響を受けていない場合、きちんと修理・交換をしていれば査定への影響はほとんどありません。 もちろん何の修理もしていなければ査定評価はマイナスとなりますから、修理代金が査定額よりも安い場合は、積極的に修理・交換を行いましょう。

では事故車とはどんな状態の車なのか

事故車と呼べる状態の車は、「車体のフレームが歪むなどの大きな事故をしていて、なおかつ修復をしていない自走不可能の車」です。 大きな事故を起こし、そのまま全く手を加えず放置している車は、この事故車に該当します。 逆に、車体フレームが歪むほどの事故を起こし、しっかりと修理をした車は「修復歴車」と呼ばれます。 「少しの傷なら事故車とはならない!?」で書いたように、塗装や車体フレーム以外の部品の修理や交換では修理歴車にならないので注意しましょう。

修復歴車と事故車の違いは?

一般的に買取業者が指す事故車とは、この修復歴車のことを意味します。 事故を起こしたまま全く手を加えていない事故車の場合、買取を拒否されることもあるため気をつけましょう。 修復歴車の場合、買取処分はできるものの、パーツや塗装の修復をした車に比べ、査定での価格を大幅に減らされてしまいます。どうしても事故車を買取処分がしたい場合、車体のフレームを修復する必要があります。 最近では修復歴車でもない、何の手も加わっていない事故車の買取を行う業者もいます。 こういった業者は、事故車を解体し、使われている部品を売却して利益を得ているのです。しかし、パーツごとの査定・解体を行う業者はマイナーであるため、自分で探すのは負担となるでしょう。 複数社の買取査定を依頼することで、こういったマイナーな会社も見つけやすくなります。

事故車でも高額で買取ってもらう方法

廃車処分時の還付金を受け取る

平成17年1月にできた「廃車還付制度」は、申請することで自動車税・自動車重量税・自賠責保険の3つの還付を受けることができます。 廃車手続きを代行する多くの買取業者は、買取価格の中に還付金の費用を含めて支払ってくれます。しかし、なかにはこうした還付金の制度があまり知られていないことにつけ込み、還付金を不当に得ている業者もいます。そのため買取の際は還付金が支払い金額に含まれているか、きちんと業者に確認をとりましょう。

事故に巻き込まれてしまった場合は、事故減価額を請求する

自分に全く非がないのに、相手の車が接触してきたために、車が事故車・修復歴車となったという人も多くいるでしょう。新車を買ったばかりの人の場合、高いお金を支払ったのに事故車・修復歴車として安く買取処分せざるを得なくなるわけですから、納得できないという思いを抱くはずです。 相手の過失によって車が事故車となった場合、事故が起こらなかった場合の買取金額と、現在の買取金額の差額を請求できる、事故減価額請求を行うと良いでしょう。 日本自動車査定協会で証明書を発行してもらい、それをもとに、ぶつけた相手が加入していた保険会社と交渉することで、事故による減価額を請求できます。

「事故車」と「修復歴車」と「修理車」の違いをはっきりさせる

事故車と修復歴車、車体フレーム以外のパーツや塗装を直しただけの修理車は、査定での評価が大きく変わります。 当然走行する上で何の問題もない修理車のほうが、高い査定額がつきすいです。しかし、買取業者の中には、この修理車に対し「修復歴車なので査定額は減額されます」といって、買取価格の値下げを行う人もいるのです。 パーツや塗装の修理をしただけの場合、「車体フレームの修理は一切していない」という話をはっきりいうことで、買取金額の値切りを防ぐことができるでしょう。

オプションパーツを外す

カーナビやスピーカーなど、後からつけたパーツは外しておくことで、査定額を上げられる場合があります。 買取業者の中には、純正品以外のパーツがついている場合、「車の改造をした」ということで査定額を下げてしまう業者もいます。あらかじめ取り外す、または、もともとついていた純正品のものと交換することで、査定額をさらに高められるでしょう。 また、取り外したパーツを専門店に売却して、さらに利益を得ることもできます。 しかしながら、業者によっては純正以外のオプションパーツを評価してくれるところもあるため、取り外す前に業者にパーツを外したほうがいいか尋ねたほうがよいでしょう。

修復歴・修理歴はきちんと相手の業者に伝えよう

技術の高い修理・冶金塗装業者に依頼すれば、修復不可能と思われた事故車も、まるで新品の車のように直すことができます。 蘇った愛車を眺めていると、頭をよぎるのが、「修復歴車だということを黙っていてもバレないのでは?」という考えでしょう。 しかし、たとえ素人目には新車同然に見えたとしても、査定を行うプロであれば、事故車であると即座に見抜いてしまいます。 もし、修復歴車だということを黙って査定に出すと、相手の業者からの信頼がゼロとなります。業者からの信頼を失うと、査定金額の交渉なども全く聞いてくれなくなる可能性があるため、決して修復歴や修理歴は隠さず相手の業者に伝えましょう。

少しでも得する事故車の買取方法を押さえよう!

査定落ちによって買取金額が下がったとしても、還付制度の利用やオプションパーツの取り外しなどにより、買取金額を高くすることができます。 よりお得に買取処分を行いたい場合、なによりもこういった買取に関する知識を身につけることが重要です。買取業者ごとの特徴や、自分の持つ車にどんな価値があるかを下調べすることで、買取による交渉でも損をせずに済むのです。

Comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連キーワード
事故車の査定について】の関連記事
  • 電卓と事故を表した模型
    事故車の査定はどのように行うのか?
  • 単純な引き取りではない!事故車買取価格が査定落ちする理由
  • 事故車の需要について知りましょう!
  • 事故車を売却するなら修理はしない方が得!?
  • 事故車の買取依頼をするなら何処?はなまると中古買取業者を比較!
  • 費用をかけずに事故車を処分する方法│事故車専門の買取業者に依頼
この記事を読んだ人はこちらの記事も読んでいます。